気になっていてなかなか行けなかった映画、サークルの人からのオススメが後押しになって終了間際に観てきました。
今回観たのは『不思議の国でアリスと』です。
P.A.WORKS『白い砂のアクアトープ』の監督さんということで、描写の美しさを楽しみに行きました。
海の表現がさすがで、同じ制作会社の『凪のあすから』が好きな人はニヤリとするシーンがあるかも!
ほとんどが不思議の国の描写なのですが、私は特に冒頭の現代シーンが好きでした。
このシーンは、主人公と友人たちのしぐさがとても丁寧に描かれていました。
少ししか登場しないそれぞれのキャラクター性がしぐさの違いでわかるようでした。
スプーンに乗ったプリンが動作の反動でゆれるとことか。スマホを操作する指の動き、車に乗る時の自然なやりとり。
SEもよかったです。
これらは本編とあまり関係ない短いシーンなのですが、現代描写がしっかりしていたからこそ不思議の国との対比、現代に戻ってからのリアリティーが感じられたと思います。
テーマはシンプルで、だからこそ伝わりやすく、ラストは心動かされました。
新しいなにかをあたえると言うよりは、そうした方がいいと感じていたことに対して背中を押してくれるような映画でした。
勇気をもらえました。